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聖跡のご紹介

明治天皇 絵画と聖蹟「第18回 枢密院憲法会議」

明治21年(1888)6月18日、赤坂仮皇居の枢密院において、憲法草案の審議が始まりました。

聖徳記念絵画館壁画「枢密院憲法会議」の絵は、明治天皇(中央)のご出席を仰ぎ、枢密院議長の伊藤博文(右隣)が草案の趣旨を説明する場面を描いたものです。左側の机には、奥から順に有栖川宮熾仁(たるひと)親王殿下、小松宮彰仁(あきひと)親王殿下、伏見宮貞愛(さだなる)親王殿下、北白川宮能久(よしひさ)親王殿下、有栖川宮威仁(たけひと)親王殿下、内大臣三条実美、内閣総理大臣黒田清隆が並び、右側から中央手前にかけて各顧問官が列席しています。

憲法調査を終えてヨーロッパから帰国した伊藤博文は、制度取調局を設置し、憲法草案の起草を進めました。明治21年4月、皇位継承など皇室制度の基本法である皇室典範および国家の根本法である憲法の草案が完成し、草案の審議を行う枢密院が設置されました。

会議は午前10時から午後3時まで行われ、天皇は必ず出席されました。疑義があれば、翌日伊藤議長を呼んで質問されています。憲法の制定に向け、天皇は毅然たるご姿勢で審議に臨まれていたのです。

*聖蹟に行ってみませんか*

〔明治記念館本館 金鶏の間〕       東京都港区

憲法の草案が審議された赤坂仮皇居の別殿(御会食所)は、明治40年、伊藤博文に下賜され、恩賜館と命名されました。大正7年、明治神宮外苑の造営に先駆けて恩賜館は移築され、憲法記念館と名称を変え、戦後、明治記念館本館となりました。

■JR信濃町駅より徒歩3分

聖徳記念絵画館壁画「枢密院憲法会議」(五姓田芳柳画)
明治21年(1888)6月18日 赤坂仮皇居(東京)
〈明治天皇(中央)・伊藤博文(右隣)〉
明治記念館本館 金鶏の間