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聖跡のご紹介

昭憲皇太后 絵画と聖蹟「第25回 皇后冊立(こうごうさくりつ)」

明治元年12月8日(新暦1869年1月20日)、明治天皇は東京を出発して東海道を進み、22日京都に到着されました。京都還幸には二つの目的がありました。一つは、慶応2年12月に崩御された孝明天皇の三年祭を斎行(さいこう)するためであり、いま一つは、一條美子(いちじょうはるこ)姫(のちの昭憲皇太后)を皇后として迎えられるためです。

12月25日(新暦1869年2月6日)、孝明天皇の三年祭が斎行され、明治天皇は後月輪東山陵(のちのつきのわのひがしのみささぎ)に参拝されました。3日後の28日(新暦1869年2月9日)、美子姫の入内(じゅだい)の儀が執り行われました。

聖徳記念絵画館壁画「皇后冊立」は、美子姫がお乗りになった檳榔毛車(びろうげのくるま)が、玄輝門(げんきもん)を経て、儀式が行われる御所内の飛香舎(ひぎょうしゃ)に到着した光景で玄輝門近くの白梅(左)が盛りを迎えています。車の左側に美子姫の装束が窺えます。

美子姫(ご幼名は勝子(まさこ))は、嘉永3年(1850)に左大臣一條忠香(ただか)を父としてご生誕になりました。姫は天分豊かな才能を早くからお示しになり、皇后として迎えられました。

一條家跡は京都御所近くに位置し、今もご生誕時の御産所(ごさんじょ)跡が残っています。

*聖蹟に行ってみませんか*

【京都御所 玄輝門】                           京都市

京都御所南側中央の承明門(じょうめいもん)に対する北側中央の門、外側に朔平門(さくへいもん)がある。古くは女官通用の門であった。平成21年、天皇陛下御即位二十年記念で特別公開された。(通常参観で玄輝門を見ることはできません)

■京都市営地下鉄烏丸線「今出川駅」より、拝観入口の宜秋門まで徒歩5分

 

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聖徳記念絵画館壁画「皇后冊立」(菅楯彦画)

明治元年12月28日(新暦1869年 2月9日)

京都御所玄輝門(京都)
京都御所 玄輝門