HOME > 崇敬会の紹介 > 12のたいせつなこと >誰にでも覚えやすい「教育勅語」(たいせつなこと)
12のたいせつなこと

誰にも覚えやすい「教育勅語」(たいせつなこと)

 近ごろ、ふつうの挨拶ができない、まともな日本語を話すことも書くこともできない、といわれるような日本人が、少なくありません。それに対して、うまい日本語で礼儀正しく挨拶することもできる、外国出身の若いタレントやスポーツマンたちが、ずいぶん増えています。

 私たち人間の言葉には、その風土で歴史に育まれた強い意志と豊かな感性が込められています。とりわけ母国語のすぐれた言葉は、自分によって立つ基盤となり、この世を生き抜く力ともなるものです。

 では、そのような優れた言葉がわが国にあるでしょうか。もちろん、あります。その代表的な一例が、明治23年(1890年)10月30日に出された「教育勅語」にほかなりません。この勅語は、幕末以来の厳しい国際化の荒波に呑み込まれかけていた当時、そして今日にも有意義な、日本人として持つべき心得を的確に表しています。

 しかも、これはわずか315字のリズミカルな名文であり、それを戦前の小学校では繰り返し読み書きしました。従って、ほとんどの児童・生徒がしっかりと覚えてしまい、そこに示されている「たいせつなこと」を心の糧として力強く成長することができたのでありましょう。

 今日、携帯電話やパソコンなどの普及により、誰でもたくさんの情報を受信し発信することができるようにみえます。それにもかかわらず、一人前の挨拶も会話もできない「こどな」(子供レベルの大人)が少なくないのは、基本の言葉、基盤の知恵が身についていないからだと思われます。

 しかしながら、さりとて今の子供たちに、いきなり文語調の「教育勅語」を丸暗記させるだけでは、その内容の理解ができるかどうかわかりません。

 そこで、その文意に即して「たいせつなこと」を12項目に置き換え、それぞれ「すなおに言ってみたい日本語」に直してみました。

 これであれば、かなり小さな子供たちでも簡単にわかるでしょうし、いくつになっても必ず役に立つはずです。しかも、それぞれ英語の訳文を添えておきましたから、外国の人々にも話してみれば、これが世界に通ずる日本人のメッセージであることを、お互い確かめあうことだって、できるにちがいありません。

 そして、子供たちもやがて成長と共に、伝統文化の大切さ、「教育勅語」の意義を理解し、みずから暗誦にも励んでくれることになりましょう。

 日本の将来に夢を託し、明治天皇からの尊い「贈り物」を、確実に次の世代へ伝えていこうではありませんか。